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Hitachi

日立オートモティブシステムズ株式会社

テクノロジーの進化を加速させ、
クルマ社会の明るい未来を
創造する

執行役員CTO兼 技術開発本部長山足 公也

クルマの未来を語る上で欠かせない4つのポイント。

“クルマの未来のためにどうあるべきか――”。私たちはメーカーの先にあるドライバー視点に立ち、モノづくりを行わなければよりよい製品は生み出せない。そう考えています。その際に重視しているのは次の4つのポイントです。

1つめは「燃費」。クリーンな排ガスと燃費をいかに両立させるかは社会にとっても重要な課題です。2つめは「時間」。A地点からB地点まで最短で移動するだけでなく、運転しやすい道を選択肢も考えていきます。3つめは「安全・安心」。従来の衝撃緩和だけでなく、ステレオカメラで人や標識などを認識し、事故を事前に防止するシステム開発に取り組んでいます。4つめは「快適性」。ドライバーがどうすれば乗り心地がいいのかを考える。この4つを軸にどうバランスを取るべきかを考えること。それがテクノロジーの進化を加速させつつ、クルマ社会の明るい未来を創造する上でのヒントになると考えています。

クルマはソフトウェアで統合制御する時代に。

4つのバランスについて語る上で外せないのが“Software Defined Vehicle(ソフトウェアで乗り物を再定義する)”です。これまではサスペンションやステアリングなど、それぞれのパーツを調整し、乗り心地の良さや衝撃緩和などを実現してきました。しかし今ではソフトウェアのチューニング次第でクルマの特性をいかようにも変えられるようになりました。そうしたなか、当社は、前身である日立製作所で培った実績と経験をもとにソフトウェアを活用した新たなテクノロジーを生み出しています。

例えば、株式会社SUBARU様と一緒に開発した運転支援システム「アイサイト」はステレオカメラを使い、人やクルマを認識し、事前に事故を防止する機能を搭載。この分野で、私たちは技術貢献することができました。そして今は路面の状態を見ながら、サスペンションを自動制御することで快適な運転ができるような技術も開発し、すでに導入されつつあります。そして今後、あらゆるものがインターネットを通じてつながるIoT化が進めば、クルマは交通情報や信号情報などの社会インフラとつながります。そこで私たちは日立製作所との連携をさらに深めることで新たなシナジー効果を生み出そうと考えています。例えば、地図更新サービスや交通情報などを統合した車載情報システムとの連携によるクルマの全体最適化もその一つです。このように当社はライバル企業との競争に打ち勝つだけの実績と技術力があり、いいポジションにいる企業だと自負しています。

クルマを取り巻く社会を考え、未来を切り拓けるチャンスがある。

実はクルマのコアテクノロジーを支えているのは部品メーカーであり、モノづくりについてはあらゆるチャンスを秘めていると考えています。例えば、サスペンションやステアリングなど、従来の技術を深化させるのはもちろん、小型化・軽量化されたコンピュータを上手く使いこなして、クルマ全体を最適化していく力も必要不可欠です。

最近ではアルミの車体や炭素繊維の車体など、鉄を使わない新たなクルマが次々と開発されており、素材でも新たなものが求められるなど、優れた部品を作るためには優れた素材が欠かせません。そしてクルマを進化させるために最も欠かせないものは、さまざまな人の力になります。

当社は、クルマに関して自分の知識を生かしていきたいという人や、いろいろな部品をつなぐシステム思考の人など、さまざまな人を求めています。クルマを取り巻く社会を考え、明るいクルマ社会の未来を創り出したい――。
そんな気概あふれる皆さん、ぜひ一緒に、新たなクルマ社会の未来を創造していきましょう。